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マンガ「沸かせば大丈夫、じゃなかった」

このマンガはフィクションです。登場する人物・家庭は架空のものです。

夕方のキッチン。コンロの前に立つ母親の後ろ姿と、鍋から上がる湯気。床で積み木遊びをする長男と、ハイチェアに座る次男。

沸かせば大丈夫、 じゃなかった

飲み水には、気をつかっているつもりだった。

母親が蛇口の水を鍋に注いでいる。手前のカウンターには飲み水用のペットボトル。足元で長男が遊び、奥のハイチェアに次男。
テレビにニュース番組が映っている。画面には日本地図と水滴のマーク。

各地の水道水で、PFASの検出が報告されています……

味噌汁をかき混ぜながら、横目でテレビを見る母親。のんびりした表情。

うちは飲み水は買ってるし、料理は火を通すから平気だよね

気になって、PFASのことを調べてみた。

キッチンでスマートフォンを見つめる母親。眉を下げ、口を閉じて不安げな表情。

うちには、 小さい子が 二人いるのに……

  • 自然の中で分解されにくく、生き物の体にたまりやすい性質がある ※2
  • 国の評価では、出生時の体重が低くなることとの関連は「否定できないものの、知見は限られている」とされている ※3
  • 水道水には、2026年4月から国の基準がある(PFOSとPFOAの合計で1Lあたり50ナノグラム以下) ※2
スマートフォンの画面を見て、驚いた表情の母親のアップ。

PFASは、やかんなどで沸かしても完全には取り除けません ※1

え……沸かしても、なくならないの?

考える母親のまわりに、味噌汁、鍋料理、お米を研ぐ水、麦茶、離乳食のおかゆが浮かんでいる。

数えてみたら、うちで口に入る水は「料理の水」のほうがずっと多かった。

浄水器なら何でもいい、わけじゃなかった。

夜、子どもが寝たあとのダイニング。テーブルでスマートフォンを見る母親。

PFOS・PFOAの試験結果を公表しているかどうか。見るのはそこ。

数日後。

明るいキッチン。母親が浄水ポットから鍋に水を注いでいる。
食卓で鍋と味噌汁を囲む家族。笑顔の母親と長男、ハイチェアでおかゆを食べる次男。

おいしい!

変えたのは、蛇口から鍋までの、ひと手間だけ。

静かなキッチン。コンロの上で湯気を立てる鍋と、その横の浄水ポット。

飲む水だけじゃなく、料理に使う水も。

出典

※1 尼崎市公営企業局「水道水の有機フッ素化合物(PFOA、PFOS)について」(2026年7月7日更新)。「有機フッ素化合物は「カルキ臭」などと違い、やかんなどで沸騰させても完全に取り除けません。」

※2 環境省「よくある質問(PFAS)」Q2・Q5(2026年7月7日更新)。「いずれも難分解性、高蓄積性、長距離移動性という性質を持つ(Q2)/水道については、2026年4月1日から、PFOS・PFOAが水質基準化され、合算値で50ng/L以下と定められております(Q5)」

※3 内閣府 食品安全委員会「有機フッ素化合物(PFAS)に係る食品健康影響評価及びパブリックコメント回答の要点」(2024年6月25日)。「疫学研究:出生時体重低下との関連は否定できないものの知見は限られており」

このマンガはフィクションです。登場する人物・家庭は架空のものです。

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